誰にでも間違いはあります。
その時の感情や勢いで起こしてしまった行動を冷静に考えてみたらやっぱり間違っていると感じる時は少なからずあると思います。
現金化を利用してからキャンセルしたくなってしまった場合に実際に取り止めることはできるのでしょうか?
クレジットカード現金化のキャンセルは段階によって出来る場合と出来ない場合があります。
ギリギリまではキャンセルすることが出来ますが、それなりの手間が必要となりますので考え直す時には早めの行動をしましょう。
この記事のもくじ
クレジットカード現金化にはクーリングオフは適用されないの?
商品のキャンセルと言われて一番初めに思いつくのは、クーリングオフではないでしょうか?
クーリングオフは返品したい時に頼もしい存在となる法律です。
利用者の中でも「クーリングオフをすればいいのでは?」と考えている人もいらっしゃるでしょう。
しかし、クーリングオフは実はクレジットカード現金化には適用外となっています。
そもそも、クーリングオフとは「訪問販売」「電話勧誘販売」の2種類の利用者を救済するために作られた制度です。
この2つに共通して言えるのは、どちらも初めは利用する気がなかったということです。
口車に乗せられて購入してしまった場合に適用されるものであって、自主的な申込みは対象外です。
クレジットカード現金化への申し込みは利用者から行なう為、自主的ではないとは言えないでしょう。
また、現金化業者の利用規約に「サービスの性質上、クーリングオフは適用されません」と書かれていますので、同意したと見做されます。
同意の上で取引を行なったとされますので、当然適用はされません。
つまり、画像の答えはBさんのみとなります。
クレジットカード現金化ではクーリングオフを利用することは出来ないので注意してください。
現金化を途中でキャンセルする方法
クーリングオフが出来ないとなれば、通常の手段でキャンセルをするしかありません。
現金化業者に相談してキャンセルすることです。
しかし、相談をするにしてもキャンセル出来る出来ないの判断は手続きのタイミングによって異なります。
まず現金化業者に申込みをし、本人確認の手続きの段階なら特に問題なくキャンセルすることは可能です。
この時点では、何も商取引は行われていませんので、電話をそのまま切ってしまっても何も問題もないでしょう。
その業者を今後利用するかどうかによって、顧客情報の取り扱いをしてください。
次に最も多いと思われるのが、決済金額と送金額が明確に提示されてからのキャンセルです。
クレジットカード現金化には、現金化業者の誇大広告が蔓延しておりますので、期待されていた換金率とは程遠い数字を提示されることもあります。
換金率の相場が70%~80%と言われていますので、最大換金率を信用して来た人にとっては耐え難いものでしょう。
この時点でもキャンセルする事は出来ますが、現金化業者もここでお客を逃すわけにはいかないので必死に引き止めてきます。
換金率も出来る限り上げてくることもありますので、自身の納得の出来る換金率を探してみるのも悪くないかもしれません。
最後に問題なのがカード決済完了後のキャンセル手続きです。
今までも段階であれば、お金の受け渡しはまだでしたがここに至っては商取引が既に成立した後となってしまっています。
クレジットカードの決済ラインによって内容は変わってきますが、ほとんどの現金化業者は決済完了後にはキャンセルすることが出来ません。
キャンセルを受け付けてくれる業者にいなくはありませんが、数十%の手数料がかかる為、例えキャンセルを受け入れてくれたとしても手数料分は請求されることになってしまいます。
そうなってしまいますと、お金が欲しくて現金化を申し込んだのにお金を支払うだけになってしまうので決済完了後にキャンセルをする行為はなるべく避けた方がいいでしょう。
利用者による強制的なキャンセル方法
クレジットカードというのはお金に近い存在なのでトラブルや事件などに巻き込まれるケースは少なくありません。
第三者によるなりすましでの利用や購入した商品が送られてこないなど様々なケースが考えられます。
決済完了後なので諦めるしかないのでしょうか。
実は利用者側から強制的に取引をキャンセルする方法があります。
そのシステムのことを「チャージバック」と言います。
このチャージバックというシステムはクレジットカード利用者がカード会社に対して決済完了及び承認済みの取引を取り消しを要求する場合に発生する措置です。
チャージバックを使えば、現金化業者は取引を中止せざるを得ませんので、手数料を取られることもなくお金を取り戻すことが出来るでしょう。
チャージバックがどんな場合に発生するのかというと
- 購入した商品又はサービスの未受領。クレジットカード利用者が商品の料金を支払ったが、商品やサービスを受け取っていない。
- 商品やサービスが事前の説明と著しく異なる場合。利用者が商品の代金を支払ったあと、予想したものと著しく異なる商品が届いた場合。
- 未承認の取引。クレジットカード利用者のクレジットカード番号が盗難や偽造に遭い、不正に使用された場合。
といった状況になります。
チャージバックのデメリット
チャージバックをすれば取引は中止できますが、この方法はデメリットも非常に強い方法です。
カード会社からの事実確認の報告や、警察への届出も必要となりますのでかなりの大ごととなります。
カード会社に現金化を利用したことがバレてしまいますのでカードが利用停止になることもあるかもしれません。
当然、チャージバックを行ったことを現金化業者は知りますので、その業者はもうニ度と使うことは出来なくなります。
それだけではなく現金化業者全体に情報が回って、あなたと契約してくれる業者はいなくなってしまうかもしれません。
状況や被害金額にもよりますので一概には言えませんが、チャージバックは覚悟を持って利用しましょう。
現金化はキャンセルできる!
クレジットカード現金化は後悔することの多いサービスでもありますので、キャンセルしたいと願う利用者もいることでしょう。
一応、どの段階でもキャンセルすることは出来ますが、取引が進めば進むほどキャンセルしたときの被害は大きなものとなります。
特に決済後のチャージバックについては正直リスクとリターンが見合っていませんので、数万円ほどの被害であれば利用しないほうが良いでしょう。
比較的に簡単にキャンセル出来るのは換金率を聞いた後なので、本当に利用するのかそこで一回落ち着いて考えてみてください。
また、取引はするけど換金率に不満な場合は、キャンセルするフリをしてみてもいいかもしれません。
言い方は悪いですが、冷やかし程度の感覚で行くと換金率を上げて貰いやすいですよ。
こちらの優良店ランキングで掲載されている現金化業者を参考にして、比較してみてください。
元々が高換金率ですが、キャンセルするフリをするともっと換金率を上げてくれる業者ばかりです(笑)。