2010年に総量規制が制定され、同年10月に現金業者が初摘発されて以来、クレジットカード現金化は違法の可能性が出てきました。
とはいえ、見せしめとしての摘発だという見方が強く、その現金化業者も多重債務者専門として現金化を行なっていたため、通常の現金化ならばそれほど危険な手段ではありませんでした。
しかし、2014年にとうとうクレジットカード現金化業者逮捕の報道が起きてしまったのです。
その事件は初摘発から4年経った2014年10月31日のニュースで取り上げられております。
「クレカ現金化」で違法貸付の容疑で5人逮捕
クレジットカードの現金化商法で、違法な高金利で融資したとして、警視庁生活経済課は31日までに、出資法違反(高金利、脱法行為)容疑で、古物商「Pmo」(東京都豊島区)元社長の容疑者(当時33)ら5人を逮捕した。
容疑者らは容疑を認め、1人が否認しているという。
容疑者らは名簿業者から業績が悪い自営業者や多重債務者の連絡先を入手し、チラシをファクスで送り融資を宣伝。
カードを使って偽の指輪などを購入させ、その後、商品買い取りを装い高利で貸し付けていた。4年余りで全国約740人に約14億円を貸し付け、約4億円の利益を得ていたという。
インターネットで調べたところこの実質的経営者の容疑者というのは、以前にも闇金融として逮捕歴があり今回も闇金融と同じ手口で集客をして貸付をしていたと見られます。
今までの闇金融と明らかに違う点といえば利用者、債務者がクレジットカードを所有しているということと古物商の許可を得て商品の買取を行っていたという点です。
一般的に見れば正規の商品売買と同じ手法だと思われるかもしれませんが、今現在に至るまで多くの現金化業者は営業を続けています。
それらの現金化業者が摘発されないということは、この手段に問題点があったということになりますね。
その摘発される理由となった問題点とは一体なんなのでしょうか。
クレジットカード現金化業者が摘発された理由
報道によると客が商品を選べない点と査定なしに買取をしていたという点が「商品売買を装った」というように捉えられた言われています。
確かにキャッシュバック式という名目を取っている以上、消費者に選択肢がないのは商品売買が成立したとは言い難いです。
更にこの現金化業者も、名簿業者から多重債務者の情報を得て、集客を行なっておりました。
これでは多重債務者専門の悪徳業者だと見られても仕方ありません。
多重債務者に貸付を行なっていたというと、足元を見て普通の現金化では考えられないような高金利で取引をしていたのだろうということは簡単に想像できます。
また、以前に闇金としての逮捕歴があり、現金化の皮を被った闇金として見られたというのも大きな理由の1つでしょう。
摘発されない現金化業者は?
摘発された理由が解かれば、後は摘発されない現金化業者を利用するだけで安全に取引ができますね。
この事件での問題点は「商品売買を装っている」と見られるかどうかということになります。
この現金化方法というのはいわゆる買戻しによる換金方法になりますが、このスタイルの場合…
- 客が商品を自由に選択できる
- 商品を購入する店舗と転売する店舗が全く関係ない
- 買取する店舗はきっちりと査定する
などの点が加われば現金化業者が今回のような罪に問われる可能性はなくなるのではないでしょうか?
今回逮捕された現金化業者のポイントとしては古物の許可を取って買取りしていた点と元闇金業者という点、それに名簿業者から顧客リストを買い集客していたという3つがあります。
この3つのポイントを守れていない現金化業者は避け、ちゃんとした優良店を利用することが、これからの理想の優良店探しに置いて重要となるでしょう。
結論
この摘発が起こったことにより、闇金業者が古物商の許可を得て正規買取業者のように装っても逮捕されるという、現金化業者を逮捕するための幅は広がりました。
これにより、以前までは古物商の許可を得ていることが重要視されていましたが、これからは判断材料とはならなくなってしまったでしょう。
しかし、次々にクレジットカード現金化業者が逮捕されていくという可能性は極めて少なく、ある程度の期間を保ちながら見せしめのように捕まえるための意義がある業者が狙われるのだと私は予想しております。
これからは、口コミの嘘に惑わされずに本当の利用者の口コミを探し出して現金化業者の評価を確かめて利用する業者を決めなくてはなりません。
「クレジットカード現金化口コミで選んだ理想の優良店」では、ユーザーの口コミ・利用者の体験談・管理人による調査の上に探し出した厳選優良業者6社をランキングにしてわかりやすく掲載しております。
紹介されている業者は法律のプロからも「問題がない」と太鼓判を押されている超有名店です。
こちらの店舗を利用すれば、摘発されることは絶対にありません。
当然、換金率などの条件も達成している業者なので、是非こちらの記事を読んで業者選びの参考にしてください。